先日の休日、出かける予定だったのですが風邪をひいて寝込んでしまいました。友人たちはそのまま私を置いて遊びに行きました。大人も楽しめる ディズニーランドへ。私は割りと遊園地が好きで、特に着ぐるみには弱いのです。いい年をして並んで写真を撮ったりするのも好きです。久しぶりにミッキー達に会えるのを楽しみにしていたのに、とても残念です。 ディズニーの時計といえばまず、ジェラルド・ジェンタが浮かんできます。時計の天才的デザイナー、時計界のピカソとも言われる人です。今回はジェラルド・ジェンタについてお話したいと思います。ジャラルド・ジェンタのデザインした時計はいくつも有名な物があります。パッテク・フィリップのノーチラス、カルティエのパシャ、オーディマ・ピゲ（以下 AP ）のロイヤルオークなどなど。中でも一番有名な物はロイヤルオークでしょう。 AP は年間１４，０００本くらいの時計を製作しています。本などで見るところによると、その６割くらいがロイヤルオークのようです。 AP の屋台骨はロイヤルオークが支えていると言っても過言ではないと思います。スイスの時計産業は、極東の島国の開発したクォーツ時計の発明により絶滅の危機に陥りました。多くのメーカーが売り出され､消えていきました。そんな中､高級時計メーカーである AP がステンレスで発表したスポーツウォッチがロイヤルオークでした。ロイヤルオークの大成功により AP は生き残りました。意外と知られていませんが、時計メーカーの中で創業者の一族が経営権を持っているメーカーって AP くらいなものなのですよ。これって、すごいことだと思います。もし､ジャラルド・ジェンタがいなかったら今の AP 存在していなかったかもしれませんね。そんなことを思います。ジェラルド・ジェンタの時計は超複雑時計も色々ありますが、一般的にレトログレード方式の物が有名です。特にディズニーランドのキャラクターを使用した物が。これから夏休み、ジェンタのディズニー時計を付けてディズニーランドへ行ってみてはいかかですか？