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  ピアジェ 
       
   

ここのところ暑い日が続いてバテ気味の方も多いかと思います。そんなときはかえって暑い物を食べると元気が出ますよ。私は夏に友人とちゃんこ鍋なんかを食べに行きます。そうそう、鍋といえば“タイスキ”を食べたことがありますか?タイの食べ物ですがすき焼きというより、日本のしゃぶしゃぶに近い鍋です。前にプーケットやバンコクに行った時に食べたことがあります。なんだか急に食べたくなってきました。 食べ物の話はさて置いて時計の話を。少し前にピアジェのお話をしましたが(読んで頂いていますか?)、今回もピアジェについてお話ししたいと思います。ピアジェは高級な宝飾時計を作るメーカーというイメージが強く持たれています。当社に御来店なさるお客様もピアジェというと「宝石屋の時計でしょ」と言われる方が実に多いと感じられます。確かにピアジェはジュエラーですが、マニュファクチュアルです。そこでもう少しピアジェのお話をしたいと思いました。 ピアジェはジョルジュ・エドアール・ピアジェがラ・コート・オ・フェに 1874 年に時計工房を開いたことに始まります。まず脱進機作りを専門とし、次第にムーブメントの部品製造からやがては他のメーカーに向けた完成品の組み立てまでを行うようになっていきました。時計の内部というのは,実に複雑で機械が複雑なだけでなくメーカー間のやり取りがもっと複雑です。自社ムーブメントを謳っているメーカーでも中身は違っていたり、たまたま設計図とパーツを作っているところが同じという物が実に多いようです。本当のところは闇の中ですが…  ピアジェに残されている顧客台帳には、ロレックス、バセロン・コンスタンチン、オーディマ・ピゲ、ブランパン、カルティエなどにムーブメントを供給していたことが記録されているそうです。現在ピアジェはリュシュモングループの高級ラインのムーブメントを製造しています。ムーブメントメーカーとしての実力は充分以上にあると思います。日本におけるピアジェというのは前の代理店の考え方があったからではないかと思います。ピアジェと言うとまず、時計を知っている人は宝石の付いた宝飾時計を思い浮かべると思います。それが現在までも引き続いているのです。ピアジェの最近のデザインも大きく見直されているようです。昨年のピアジェポロのリニューアルや角型でもプロトコールとエンペラドールの充実。そして初のステンレスモデル、アップストリームの発表。これからはもっとピアジェを見直してみてはと思います 。

 

 
         

Marubishi shokai co.ltd