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  香港だより  
       
   

先日香港に行ってきました。日本よりも南にあるので昼間など暖かくて過ごしやすかったです。今回の旅の目的は色々なショップを覗いて、多くの時計を見て回るつもりでした。香港という街はそれほど大きな街ではありませんが信じられないくらいの商品が溢れかえっていました。パテック・バシュロン・AP・ブレゲなど山のようにあります。それから今の日本ではあまり流行りませんが、宝飾時計の素晴らしい物もずいぶんと見る事ができました。私としては目の保養が出来て楽しい時を過ごせました。またかわった時計を見ました。香港島にある高級ホテルのマンダリン・オリエンタルの中で。壁掛けの時計があり、ムーンフェイズ付きのものでした。私は洒落た時計だなぁと思ってよく見てみると、文字盤にブレゲの文字がありました。ところがそのブレゲの秒針は信じられない動きをしておりました。もしそれを見ても不信に思わない人はブレゲを知らない人です。その針はしっかりと一秒づつ時を刻んでいました。ブレゲとブランパンは「それ」を製造していないはずなのに…これから香港へ行かれる方で時間のある方は是非見に行って下さい。「それ」とはクォーツの事です。今機械式時計が人気ですが、やはり時計はクォーツが主流になっています。 男性用は機械式でも、女性用はクォーツというのメーカーが主です。P社やV社、A社といった名門もそうです。R社は基本のケースを使用したモデルは自動巻きです。そんな中でもブレゲとブランパンは機械式時計しか製造しなかったのです。あの掛け時計は一体なんだったのでしょうか。初めて食べた亀ゼリーと老酒の飲みすぎで幻を見たのでしょうか。 次回もお楽しみに。

 

 
         

Marubishi shokai co.ltd