前回お話しましたが、４月１日から４月１１日の期間、スイスで行われたバーゼルフェアーへ行きました｡来週くらいになると各誌でバーゼル特集を組まれると思いますが、それに先駆けて最新情報をお送り致します｡ まずは多くの方が興味を持たれていると思いますロレックスですが、今回スポーツモデル５０周年を記念して限定で緑ベゼルのサブマリーナが発表されていました｡ロレックス独特の緑（Ｍｅｎ ' ｓ用の箱に使用されている色）はロレックスの風格を表しているようなさすがの一品でした｡文字盤ではプラチナモデルに使用されているアイスブルー､アイスブルーコンピュタ文字盤に続きアイスブルーの渦巻きの文字盤が出展されていました｡ ブルガリではスクーバの新作やブルガリブルガリシリーズのダイヤ巻き、シャネルでは“ CHOCOLAT ”というブレスレット風デジタル時計が発表されていました｡シャープさを求める現代女性必見です｡ 全体的には各ブランの傾向として昨年同様大きめのケースが主流となっていました｡またそのデカケースにレトログレード等の複雑系が導入され、複雑ムーブメントの広がりを感じました｡ただ逆にいえば昔は小さく薄いムーブに複雑機構を入れることが芸術とされていた感覚から逃げているのではというのが私の感想です｡ 本来なら写真も掲載したいのですが、諸事情により掲載をすることが出来ません。ご了承下さい｡ バーゼルフェアーからは外れますが、スイスは時間の流れがとても緩やかで食べ物もとても美味しく大変に過ごしやすい街です｡機会があれば是非旅行に行かれてみてください｡