皆様の応援を戴きまして、このコーナーも再開させていただきました。多くの方からメールを戴いたり、直接ご来店戴きお声をかけて戴きました。ありがとうございます。書いている本人がびっくりするくらい、見ている方がいらっしゃる事がわかりました。皆様のご期待に答えられるよう頑張って続けて行きたいと思います。これからもよろしくお願いします。まず、一言お礼まで！
皆さん、天才時計師と言われる人達がいます。ブランド自体その方の名前が付いているものが数多くあります。では、天才時計師と言われる人達の中で誰が一番偉い人でしょうか？ はっきり言って、本当の答えはわかりません。好みの問題がかなり出てきますし生きた時代も違います。ただ天才時計師と言えば、アブラアン・ルイ・ブレゲを思い浮かべる方が一番多いと思います。アブラアン・ルイ・ブレゲは時計の歴史を２世紀早めたとも言われる偉大な天才時計師です。トゥールビョン機構などの複雑なものから、ブレゲ針、ブレゲ数字と言われるデザイン等、数多くの発明、考案した天才時計師です。現在のブレゲの時計もとてもすばらしいモノです！ 手作業で青焼きされた針、文字盤に施されるギラッシュ加工等、まさに芸術品です。当社でももちろん取り扱っています。話しを戻しますが僕が勝手に一番偉いと思っている方をお話します。僕はジェラルド・ジェンタさんです。時計師というよりデザイナーと言われる方もいると思いますが、僕の中ではジェラルド・ジェンタさんが１番です。ジェラルド・ジェンタのデザインで有名な時計にパテックフィリップのノーチラスがあります。カルティエのパシャがあります。そしてオーデマ・ピゲのロイヤルオークがあります。どれも有名な時計です。そして凄いのはもうデザインされて何十年もたつと言うことです。特に僕はロイヤルオークが好きです。もう３０年も前にデザインされた時計です。今見ても未来的なデザインです。オーデマ・ピゲ社は時計ブランドの中で唯一と言っていい、創業者の一族が経営権を持っているブランドです。日本発のクォーツショックの時もオーデマ・ピゲ社が生き残れたのはロイヤルオークのヒットがあったからと言えます。もしジェラルド・ジェンタがいなかったらオーデマ・ピゲ社は…。そんな点が僕がジェラルド・ジェンタを押す理由です。１０年くらい前、世界で一番複雑な時計はジェラルド・ジェンタ社の時計と言われた事もあるんですよ！ 今はブルガリのグループですが本人も会社にはいません。残念です。 次回もお楽しみに
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