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オリス

 
       
   

 いつもこのコーナーをご覧戴きましてありがとうございます。前回 " オリス " がなかなかいいですよとお話しましたら、さっそく " オリス " について教えてくださいとリクエストを戴きました。 " オリス " はなかなか知られていないところもあります。私も前はあまり気にしてしるメーカーではありませんでした。勉強不足でした。今回は " オリス " についてお話します。
  " オリス " は1904に " ポール・カッティン " と " ジョルジュ・クリスチャン " によって創業されました。スイス・バーゼル地方に流れるオリス川のほとりに時計工場を設立したことから " オリス " の歴史は始まります。もちろん、この社名は川の名前から来ています。オリス川の名前は「流れの速い特に澄んだ川」を意味する古代ヨーロッパ語の「オーラッサ」から名付けられたそうです。ちなみに1904年という創業ですが、知らぬ人のいないであろう王冠マークの時計のトップブランドの「ロレックス」より古いのです。ROLEXは1905年 " ハンス・ウイルスドルフ " によってイギリスのロンドンで創業されました。ヘェー。スイスの時計ですが、創業時は置時計や懐中時計(ポケットウォッチ)から始まります。今はいずこかえ消えてしまった人類の宝物 " ブレゲのマリーアントワネット " も懐中時計です。もっとも腕時計はジラール・ペルゴが軍用に作ったのが最初と言われていますし人々に認知されるようになったのはカルティエがサントスヂュモンの為に腕時計を製造してからです。それから100数十年しかたっていないのです。ヴァシュロン・コンスタンタンが時計製造を始めた時、人類には、まだ腕時計という概念は存在しなかったのです。
  " オリス " は創業年の関係もありいち早く腕時計専門工場を立ち上げ製造を開始したブランドのひとつです。ダイヤル外周の配された日付表示を専用の指針で読み取るという機構をポインターデイトといいます。これは1939年に " オリス " が発表したものです。それ以降、多くのメーカーが採用しています。 " ブレゲ " の発明じゃないんですよ!  " オリス " のもうひとつの特筆は1941年に発表された " ビッグクラウン " です。つまり " 特大リューズ " です。戦闘機のパイロットが厚手のグローブをしたままでも操作がし易いようにと設計されたものです。これを機にパイロット・ウォッチの製造に力を入れ始めアメリカ軍へ供給するようになります。そして現在もビッグクラウンのポインターデイトのシリーズは " オリス " の主力となっています。更にウィリアムズF−1チームとのコラボレーションモデルを発表しています。手巻きモデルからクロノグラフ、ダイバーズと実用的でバラエティ豊かなラインアップが充実しています。そして何より創業より機械式時計しか製造していないのです。私もカタログをよく見たりしてビックリ。価格とデザイン・性能等を考えると " オリス " は凄くいいんです! 実用時計としてもっと評価が高くないといけません。おもいっきり反省です。なんと言っても価格設定が他のメーカーでは考えられない。急に一本欲しくなりました。 " オリス " ですが店頭には数本展示しております。 " オリス " は非常に種類が多いです。お取り寄せできますのでお問い合わせください。価格もお安く保証も安心してお出しできます。お待ちしております。リクエストにもお答えしますのでお便りをください。よろしくお願いします。次回もお楽しみに!

 
         

Marubishi shokai co.ltd