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「受胎告知」を見てきました

 
       
   

 いつも、このコーナーをご覧いただきましてありがとうございます。ファンの方がいらっしゃるうちは、好き勝手な事を書いて行きたいと思います。よろしくお願いします。レオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」を見てきました。
  私は、月曜日が定休日になっています。美術館、博物館も月曜日が定休日になっています。なかなか、行ける機会がありません。「受胎告知」、なんとか見たいと思っていました。18日の金曜日、時間が作れたので見に行く事が出来ました。私の奥様は、イタリアで見てきました。ちょっと悔しいですね!?「受胎告知」を見た感想ですが、”生きてて良かった”。そう思いました。雪舟作、国宝「天橋立図」を見て以来です。作品としての素晴らしさだけでは有りません。私にとって、キリスト生誕に纏わる話には、特別な思いがあります。それを思いだすのです。私には、一つ上の兄がおります。幼稚園に入った時から高校まで、同じ学校でした。兄も私もカトリックの幼稚園に通いました。幼稚園の年長になるとクリスマスの時に劇をやります。キリスト生誕の劇です。主人公は、聖母マリアとナザレの大工ヨセフです。幼稚園の中で優秀な園児が主人公を演じます。私の兄が、ナザレの大工をやりました。今は亡き両親はとても喜びました。翌年、私は二番目の宿屋という役をやりました。ちょい役です。台詞は、20字位しかありませんでした。両親は、特にがっかりもしませんでした。私は、あまり出来の良い方ではなかったですから。人生最初の挫折感、コンプレックスを持ったのはその時でした。幼稚園の年長の時です。幼心に、自分で勝手に肩身の狭い思いをしました。今考えるとたいしたことないんですけどね。感受性がするどかったもので?私が二番目の宿屋だった時、ヨセフを演じた園児は……。今も友人です。私が披露宴の司会をした事もあります。今もたいしたことないのですが、私は幼い頃コンプレックスの固まりでした。実際、冴えてなかったと思います。デブで運動音痴で歌も音痴でした。丸出駄目夫でした。幼い頃、兄は優秀でした。当時、健康優良児というのがありました。私の兄は、当時の大宮市で一位になりました。ほんと幼い頃、肩身が狭かったんです。そんな事を思い出すのです。今の私ですが、「やわらか戦車」みたいな者です。(知らない方は、是非インターネットでご覧下さい。はまり込みますよ!ついでにペソギンも見て下さい。これもお気に入りです。)かなり楽しんで生活しております。気持ちの持ち方が大事です。それが解るまでかなりかかりましたけどね。そんなこんなで「受胎告知」、まだ見ていない方はお勧めします。本当、素晴らしいです。上野公園に出て来たついでには、アメ横まで足を伸ばして下さい。お待ちしております。次回もお楽しみに。

 
         

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