トップページ
   
 
       
 

「季節は、紫陽花から蓮へ移っています。」

 
       
    そろそろ、梅雨も上がります。湿った風がかけ抜けると、暑い夏が来ます。子供の頃は、夏が一番好きだったのかな?何か特別な事はしてなかったと思います。汗だくになって、真っ黒に日焼けして。あの頃食べたスイカの美味しかったこと!かき氷も家で作りました。大人になると、無くしてしまう物がいろいろあります。 今の私は、梅雨時、結構好きです。紫陽花の花が綺麗だから。雨に濡れた紫陽花、風情だけじゃありません。なやましげな、あやしげな美しさがあります。上田秋成の雨月物語の世界です。私は、そう思っています。紫陽花が好きになったのは、高校一年の時です。当時、私は写真部に入っていました。「今度の日曜日、雨だったら鎌倉の紫陽花寺に紫陽花を見にいかないか?」と、誘われたのです。当時の私は、風情を感じる人ではありませんでした。「なんで、わざわざ雨だったら出掛けるの?」「とにかく、見ればわかるよ!」日曜日が来ました。雨でした。私は、埼玉県の大宮に住んでるので、朝、5時に起きて出掛けました。午前中、早い時間の方がいいと言うのです。一人、誘って、三人で行きました。私は、「行くと言っちゃたけど、なんで、w)「海・・w)な雨の中出掛けるの。」と思いながら行きました。二時間以上かかるんですよ!それも雨の中。 そんな私でしたが、雨に濡れた紫陽花を見た時、心を奪われました。「綺麗だ。本当、雨だから来て良かったんだ。」それからです。私は、雨に濡れた紫陽花が好きです。だから梅雨時が好きなのです。 すみません。バッテリーがなくなってしまうので、続きは次回にします。お楽しみに\(^-^)/。
 
         

Marubishi shokai co.ltd