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「時計ブランドについて説明します。その2!」

 
       
    前回に引き続いて時計ブランドについて説明させていただきます。 スイスの時計業界には、いくつもの検定機関があります。1番有名なのは、「クロノメーター」の認定だと思います。格で1番と言われているのが、「ジュネーブシール」です。部品に致るまでの細かな基準があります。その基準を全てクリアーしているのは、「パテックフィリップ」と「ロジェデュブィ」位しかありません。私は、時計業界に自分勝手な思い込みを持っています。物凄い技術力を持っていて、自社でムーブメントを製作する事の出来るメーカーは、「ジャガールクルト」と「ジラールペリゴ」が双璧だと思っています。どちらも凄いメーカーです。でも、どちらも「ジュネーブシール」を手にする事は出来ないのです。例え今よりも技術力が、無量大数倍になった所で話にもならないのです。 「ジュネーブシール」には、絶対に外してはならない条件があるのです。それは、ジュネーブで作らなければならないのです。有り得ない事ですが、アラブかロシアの大資本が、「パテックフィリップ」を買収してしまいました。会社の社屋から従業員まで全てを引き連れて、ジュネーブから引越 しました。「パテックフィリップ」は、ジュネーブシールでは無くなるのです。 私は、卑怯と思われるヨーロッパの文化が好きです。自分達の利益、権益を守る為に自分勝手なルールを作ります。文句は、言わせません。私は、理不尽と思いますが憧れます。日本文化にない事です。凄いと思います。例えば、時計業界では、「ニューシャテル天文台のコンクール」がありました。極東の島国のメーカーが、上位を独占した年があるらしいのです。あくまで噂です。公表される前に、長く続いていたコンクールを廃止してしまいました。凄い事です。日本の相撲で言えば、いきなり横綱の制度を廃止するようなものです。ヨーロッパの文化として、スポーツではよくやります。スキーの複合やジャンプ競技。バレーボールなんかもそうですね!水泳もよくやられます。最近は、「柔道」もやられました。にくいですね。文句は、言わせないし気にもしない。私は、憧れちゃいます。 勝負事、強い者が勝つのではありません。勝った者が強いのです。正義が、勝つ訳ではありません。勝った者が正義なのです。 「ジュネーブシール」は、ジュネーブで作らなければなら ないのです。私は、こんな自分勝手な理不尽な決め事大好きです。憧れちゃいます。痺れちゃいます。もうどうにでも好きにして!そんな感じです。格として「ジュネーブシール」は、凄いんです。長くなりましたので、続きは次回に!久しぶりに時計についての話が続きますよ(^0^)/。
 
         

Marubishi shokai co.ltd